当社は土木事業から公共施設、商業施設、一戸建てに関わる建築会社ですが、本業とは別に、会社敷地内に農園を設置し社員自らが野菜を栽培し、お客様や地域とのふれあいを目的とした取組みをおこなって参りました。
また2014年より完全閉鎖型植物工場への取組みをおこない、小規模な実証実験を経て、2015年に敷地面積約360m2の建屋を新設し、投資コストの観点からHf蛍光灯の導入も検討しましたが、将来的にメンテナンス性及び、省エネが40%削減できる3波長型ワイドバンドLEDを選定致しました。
当社の建築技術と日本アドバンストアグリの栽培技術を融合させて、野菜育成のための好適環境を作り出す新たな技術開発を進めております。
平成27年5月より稼動している栽培施設に加え、今年（平成29年）5月より、新たな栽培施設（180m2）を増設し、更なる生産規模の拡張をおこないました。これまでは、栽培品目としてレタス類の栽培をおこなってきましたが、今後は機能性野菜も取り入れ、豊富なラインナップで提供していきます。3波長型ワイドバンドLEDは、当初の稼動から採用している光源であり、他社光源の採用も検討しましたが、育成面や作業性（視認性）の観点から、引き続き同光源の採用に至りました。